新幹線の歴史


1964年東京オリンピックの開催に合わせて東海道新幹線が開業した。併せて専用の0系が開発され、営業に投入された。

なお、開通に先立つ同年4月22日からアメリカのニューヨーク市で開催されたニューヨーク万国博覧会の日本館に実物大モックアップが展示され、日本の技術力を誇示した。

開業当初の営業最高速度は200km/h(東京〜新大阪間「ひかり」4時間、「こだま」5時間)。路盤の安定を待って翌年に210km/h運転(同「ひかり」3時間10分、「こだま」4時間)を開始した。

日本の二大都市である東京〜大阪間は、1958年から在来線の特急で日帰り可能になっていたものの滞在時間がわずか2時間余りしか取れなかった。

しかし新幹線の開通により、日帰りでも滞在時間を充分取れるようになり、社会構造に著しい変化を及ぼした。

ビジネスやレジャーの新しい需要を喚起し、東海道新幹線においては当初の12両編成が、1970年の大阪万博の開幕を機に16両編成まで拡大され、高速大量輸送機関としての確固たる地位を確立した。

その後、1967年に東海道新幹線を延伸する形で山陽新幹線が着工、1971年に東北新幹線と上越新幹線が着工され、1972年3月15日に岡山まで、1975年3月10日には博多まで開業した。

1982年に大宮発着という暫定的な形で東北新幹線と上越新幹線は開業したが、その後1985年に上野発となっている。

国鉄の分割、民営化後、東北・上越新幹線はJR東日本、東海道新幹線はJR東海、山陽新幹線はJR西日本の運営となり、技術面、営業面で停滞していた新幹線も新型車両がの登場や、1992年に登場した山形新幹線、1997年の秋田新幹線など在来線を改良したミニ新幹線の投入なども行われた。

最高速度は210km/hの時代が長く続いたが、2007年現在では東海道新幹線で270km/h、山陽新幹線区間では300km/hが実現されている。

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